屋根の建築用語をお伝えします!! こんにちは色武です。 埼玉県朝霞市・和光市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を専門に行っている色武です。 さて、今回は屋根の建築用語について。 私もこの会社に入る前まで屋根の名称など知らず 屋根は屋根‼だと思っていましたが(^-^; 一口に屋根といっても場所によっていろんな呼び方があるんです。 屋根補修の時などに場所の名前を知っていると 業者や大工さんとお話がしやすいかと思うので 是非ご参考にして下さい(^^♪ 大棟(棟) 屋根のてっぺんのことです。陶器瓦屋根では瓦が用いられますが、 金属屋根やコロニアルではと呼ばれる金属製の板金が用いられます。 棟板金は風などの影響を受けやすいため、棟板金がよく飛ばされたりします。原因は棟下地の腐食などです。棟下地は貫板と呼ばれる木材が用いられています。 けらば 屋根の端の部分で、雨樋が付いていない方をけらばといいます。 ※これに対して、雨樋が付いている方は「軒」といいます。 破風(はふ) 屋根の側面についている板のことです。 特に、雨樋(雨を流すための道具)が付いていない面を指します。 鼻隠し 屋根の側面の板のうち雨樋を取り付ける面を指します。 基本的に屋根の最も低い位置に取り付けられています。 雨樋を取り付けない面が「破風」です。 ちなみになんですが、”けらば”って面白い名前ですよね? 漢字で書くと「螻蛄羽」、古い表記では「螻羽」だそうで。 昆虫のケラ(いわゆる“オケラ”)の短い羽根にたとえた表現だそうです。 オケラの羽に見え…ないのは私だけでしょうか( *´艸`) 建築用語の語源を調べてみるのも面白いですね。 (2021.01.19 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
建設用語の寸・尺・間ってなに?? こんにちは🎵 埼玉県朝霞市・和光市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている色武ですm(__)m 今日は北風で寒い⛄ですね・・・ 風邪ひかないように注意が必要です!! 今年は風邪やインフルエンザは絶対にかかりたくないですからね!! さて、今回は建設用語の寸・尺・間について簡単にお伝えさせて頂きます。 僕も建設業界に入らなければ、覚えなかった言葉の一つです。 ですが、少しでも知っておくといいかもしれませんm(__)m では、早速・・・・ 家の間取りを表すとき等に 寸・尺・間(けん)という言葉をよく耳にしますよね。 これは尺貫法と呼ばれる単位系で、 メートル法が制定される以前、日本で使われていたものです。 戦後、取引や証明において尺貫法の使用が禁止されて以降は、 建築においても正式な図面などでメートル法が取り入られてきましたが、 今でも特に木造住宅においては尺貫法が使われ続けています。 メートル法の方が分かりやすいのでは?と思いますが 実は尺貫法の方が小刻みなため、 小柄な日本人に合わせた住まいづくりには欠かせないのです。 家具の大きさなども尺貫法によって作られているので やはり切っても切り離せないものなのでしょう。 では実際にどのくらいの長さなの? と聞かれると大体でしか分からない方が多いのではないでしょうか。 畳の長いほうの長さが1間にあたります。短いほうの長さが3尺です。 馴染みのある畳で言われるとイメージしやすいですね(*^_^*) メートル法で表すと、下記のようになります。 一寸は 約3.03cm一尺は 約30.3cm 一寸の10倍(十寸)一間は 約181.8cm 一尺の6倍(六尺) 建築現場では、「寸」は釘や角材の断面のサイズ、 「尺」や「間」は間取りの寸法を示す際に主に用いられることが多いようです。 ついでにですが、「坪(つぼ)」という単位について。 1坪=約3.3㎡、1㎡=約0.3坪 メートル法に変換すると中途半端な数字ですね(^^;) 坪という単位はどこから来たかというと畳の枚数なんです。 1坪は畳2枚分の面積を表すので、1坪=2帖となります。 上に掲載した畳の画像にも書いてありますのでご参照下さい(^^♪ 日本人には古くから馴染みのある尺貫法、 この機会に覚えておくと何か役に立つことがあるかもしれませんね(^_-)-☆ (2021.01.19 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
チョーキング現象ってなぜ起こるの?? こんにちは(^^♪ 埼玉県朝霞市・和光市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を専門に行っている色武です。 今日は冷えてますね(-_-;) 昨日が暖かく過ごしやすかった分今日が・・・ 明日は19℃まで上がるとか・・・ 明後日には10℃を下回るとか・・・ この温度差は体に応えますね(´;ω;`) 皆様、体調管理は気を付けてくださいね!! さて、本日は昨日の続き、『チョーキングは何故起こるのか?』 をお伝えさせて頂きますm(__)m チョーキング現象というのは、一言でいえば塗装の表面が劣化し、表面が粉を吹いたようになることを言います。 この表面が粉を吹いたようになるというのは、古い塗装面で見たことのある人もいると思いますが、 別に空気中のゴミやホコリ、汚れが飛んできて付着しているわけではありません。 塗装が劣化して一部が分解されてしまった結果として、 残った部分がいわば面の状態を保てずに粉のようになっているという現象なのです。 この粉を吹いたように見える状態が、まるでチョークの粉のように見えることから、チョーキングという名前が付けられました。 さて、このチョーキング現象がなぜ起こるかですが、最も大きな原因は日光の紫外線です。 そのほか、夏の暑さ、風雨にさらされること、さらには日中と夜、あるいは夏と冬の温度差というものも原因になっています。 これらの現象をみて、より本質的な原因とは何か分かるでしょうか。 結局のところ、外部からのエネルギーと、もう一つは化学反応が進みやすくなるような場所というか面、専門的には界面と呼びますが、これが生じることが原因です。 より具体的にいうと、エネルギーとはつまり紫外線や暑さつまり熱です。 これにより様々な化学反応を起こし、しっかりとしていた樹脂の分子は次第に分解されていってしまいます。 そして、界面とは、分かりやすく言えばひび割れなどがあるとその内部でも反応が進んでしまうことが一つの例で、 目に見えないような細かい傷やクラックなどであっても、それだけ表面、界面が増えることで反応が起きる場所も広くなり、劣化が早まるわけです。 言い換えれば、普通、塗装の内部から劣化するわけでは決してなく、あくまで表面、ただしこの表面とは細かい傷やクラックも全て含みますが、そこから始まるということです。 風にさらされることや、温度変化によるわずかな膨張と収縮が、細かい傷などを生じさせることになります。 このように見ますと、チョーキング現象の原因は、私たちが普通に生活していく環境下では全く避けられないものということが分かります。 まとめますと、チョーキング現象というのは、塗料の顔料が劣化してしまうことにより、顔料がある粉状になって表面に出ることを言います。 そして、どんな種類の塗料でも生じることは避けられません。 放置するとさらに劣化が進み、ついには塗装の意味をなさなくなって、塗装により保護していた元の材料まで劣化していくことになります。 建物のことでお困りごとがございましたら、是非色武までお問合せくださいm(__)m 皆様からのお問合せお待ちしております!! (2021.01.15 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
イメージ違いのトラブル例 こんにちは!! 埼玉県朝霞市・和光市を中心に、外壁塗装・屋根塗装をおこなっている色武です。 最近は朝晩がだいぶ冷え込んできていましたね。 山沿いは雪⛄の所もちらほら!スキー場もオープンし始めましたね(^^♪ 私の車もノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替えをして、 冬支度バッチリです!!これでいつでも雪山へGO🚙 さて本日は、外壁塗装・屋根塗装で起きてしまう、イメージ違いのトラブルについてお伝えできればと思います。 皆さんの大切なお家🏠だからこそ、イメージ違いのトラブルは避けたいですね。 なぜ、イメージ違いになってしまうのか・・・ 多くのケースとして外壁塗装を行う際にサンプル見本で色の選びを行うと思います。 しかしこのサンプルの見本だけで色を決めてしまうと、失敗してしまう事が多いです。 それは、面積効果で色の見え方に錯覚が起きてしまうためです。 色には小さな面積で見るよりも、大きな面積で見る方が色が明るく見えたり鮮やかに見えることがあります。 サンプル見本で良いなと感じた色をそのまま選んでしまう事によって想像していたものとは違うといった事態に陥ってしまいます。 では、このような状態にならに為にはどうしたらいいでしょうか? まずはサンプル見本の色よりも彩度・明度を下げて選ぶことがポイントです。 サンプル見本を外壁にあてて、比較すると色の違いをはっきり認識することができます。 雲一つない晴れた日だけでなく、曇りの日や雨の日、朝や夕方等の時間帯によっても外壁の色は少し違って見えますから、 色を決める前には慎重に考えることが重要です。 事前にある程度の広さを試し塗りしてもらうことも効果的です。 サンプル見本は総じて実際のものに対して小さいことがほとんどです。 試し塗をしてもらう事によって、より完成のイメージに近いものを想像することができます。 好きな色にあまりこだわらず、周囲の環境と馴染んだ色を選べば失敗新線。 もし色が気に入らずにやり直しするとなると、別途で費用がかかってしまいます。 職人さんや営業さんに質問することで疑問は解消し、見積書をしっかりと確認した上で、理解してから契約するようにしましょう!! 色武では、建物診断からお見積りのご提出まで無料でご対応しております。 建物のことでお困りごとがございましたら、是非ご相談ください。 HP・お電話でのお問合せお待ちしております。 (2020.12.08 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
ケレンって何? 皆さんは、ケレンという言葉を聞いたことはありますか?ケレンとは、金属屋根の塗装をする際などに行われる工程の一つです。 今回は耳に新しいケレンについて紹介します。 ケレンとは、トタン屋根などに付いた錆びなどを落とす作業のことを指します。 一般的に塗装する場合には、外壁や屋根の部分を高圧洗浄機とよばれる機械を用いて屋根の汚れを洗い流した後に塗料にて塗装をおこないます。 高圧洗浄ではホコリやチリなどの泥汚れなどに関しては落とすことができます。しかし、サビなどの一部の材料に固着した汚れは落とすことが出来ずに残ってしまうことがあるのです。 その様な場合にサンドペーパーなどで直接錆びなどの固着してしまった汚れを落とす作業のことをケレンと呼んでいるのです。サビ程度であれば、上から塗料を塗ってしまえば仕上がりは変わりないと思われるかもしれません。しかし、錆びをきれいに落とすのか落とさないかでは仕上がりに大きな違いが出るのです。 錆びが屋根材に残っている状態であれば塗料の付着も悪く、長期間きれいな状態を保つことが難しくなってしまいます。また、サビがある事で塗装面が平らでなくガタガタな状態で塗装を行うことになりますので、自然と塗料を塗った面もガタガタになってしまう事があります。遠目で見ると分かりませんが、近くで見るとかなり分かりやすくなってしまいますので、見た目にも美しいとは言い切ることは難しいでしょう。 (2020.12.01 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
縁切りとタスペーサー 埼玉県朝霞市・和光市・新座市で外壁塗装・屋根塗装を専門に行っている色武です。 建設用語って普段聞きなれないから理解するのも大変ですよね。 今回特に屋根の塗装をする際に、見積り等に記載されている用語を簡単にご説明させて頂きます(^^♪ 今まで屋根塗装の工事で、聞いたことのない単語に出会ったことはありませんか。今回はその中でもほとんど日常生活では聞くことのない「縁切り」と、「タスペーサー」について紹介していきたいと思います。 まずは、縁切りについてです。 縁切りとは、屋根塗装を行う中で、塗料によって埋まってしまった隙間を1枚1枚開いていく作業のことです。屋根が1枚の屋根材で形成されている場合は必要ありませんが、多くの場合屋根は何枚もの屋根材を重ねて形成されています。この上から塗装することで埋まってしまった隙間を、塗装後に改めて開いていくのです。 もしもこの作業を怠ってしまうと、屋根材の隙間に雨水が溜まり、屋根材の劣化を引き起こしてしまう原因になってしまうため、非常に重要な作業の一つとなっています。 タスペーサーとは何なのでしょうか。 タスペーサーとは、縁切り作業で用いる専用の道具のことを指します。通常の縁切り作業が、塗装そのものが終了してからカッターなどを用いて塗装面を傷つけて隙間を開いていくのですが、タスペーサーは下塗り後にあらかじめ屋根材の間に挿入し、隙間の面積を確保しておくものになっているのです。 そのため、今まで行われてきたスクレーパーやカッターを使う縁切り工法の問題点を克服した工法と言えるでしょう。 この工法は、今まで一回目の塗装の時に行うことが必要にならないことが多いです。しかし、最近ではこのタスペーサー工法が登場することによって作業が楽になります。そのため、人件費を抑えられるようにもなったので、一回目の塗装からタスペーサー工法を行う業者も増えているのです。 タスペーサーには2種類あり、02タイプと03タイプと呼ばれます。02タイプは、比較的屋根の劣化が少ない場合や、新築の時に使用されるのです。その一方で、03タイプは劣化が激しい場合によく用いられるものと言えるでしょう。 ぜひ、屋根の塗装を依頼する際には、縁切りあるいは、タスペーサー工法を行ってくれる業者を探しましょう。 (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
日本の住宅はなぜ長持ちしないの? こんにちは。 埼玉県朝霞市・和光市・新座市で外壁塗装・屋根塗装を専門に行っている色武です。 今回は家の寿命イメージについて、簡単にお話させて頂きます。 家は一度建てたら長く住む事ができるイメージがありますが、実際には以外と寿命が短いことはご存知でしょうか。家は一生に一度の買い物とも言いますし、長い期間住むものと私たちは思い込んでいるということはありませんか。 実は日本の住宅の平均寿命欧米諸国と比べて短く、30年程度と言われています。最近では、日本でも100年住宅と呼ばれるものも増えましたが、まだまだ少ないものです。その一方で、欧米や欧州には100年を超える物件が多くあります。 では、この寿命の長さの違いはどのような部分にあるのでしょうか。 その理由は定期的にリフォームをしているかどうかという事です。日本は、一度購入をした家に手を入れるという事はあまりありません。一度建てて何かドラブルが起きない限りそのままリフォームや手入れをすることが一切ないという人も多くいます。 実は内装は10年、外装は7年というリフォームの目安があります。家は高価な買い物になるので買って満足をしてしまいがちですが、リフォームを行うことが長く住み続けるためには大切なことなのです。海外の100年を超えるような物件は、定期的にリフォームをして管理を行っているので、老朽化をせずに長く住むことができるという確かな理由があったのです。 日本は良い素材の物を使用して家を建てますが、その後のリフォームや管理がまだまだ十分ではありません。特に外壁に関しては、欧米の100年以上建ち続けるレンガ造りの家とは違って、日本の家は古くは漆喰、現在でも塗料による塗装がメインで行われているのです。 レンガと塗料では、強度が違い、メンテナンスの頻度も違ってくることは火を見るよりも明らかなことではないでしょうか。 良い素材で家を建てても、その後しっかりと手入れしなくては、家は長持ちしません。 目安を参考にして定期的なリフォームをすることで、初めて安心で安全な家で生活をすることができるのです。 (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
外壁塗装とエアコンの室外機 埼玉県朝霞市・和光市・新座市で外壁塗装・屋根塗装を専門に行っている色武です。 ここ2日は少し気温が高く、本格的な冬になる前にちょっと足踏みですね。 しかしGO To トラベルが始まって、少しずつ新型コロナウィルスの感染拡大が広がってきてますね。 皆さんはどこかお出かけはされましたか?? お出かけの際は、感染症対策をしっかりと!! さて、本日は外壁塗装・屋根塗装時でのエアコン養生についてお伝えさせて頂きます。 外壁塗装を行ってる際には、塗料が飛び散らないように養生を行います。養生をしていると、色々と生活に支障が出るのではないかと不安に思ったことはありませんか。今回は、よく疑問に思われるエアコンの養生についてご紹介します。 エアコンの室外機は、屋外にあります。外壁塗装をする際には各所養生を行いますが、室外機も同様にビニールなどで包み養生を施します。 室外機がぴったりとビニールで包まれてしまっていると、室外機の役割を果たすことができません。しかし、エアコンを使うような季節の場合は特に、エアコンの室外機の空気の通り道を遮らないように養生がされるようになっています。 室外機の全てを包まなくても、養生を施すことは可能なのです。養生とは、必要のないところに塗料が飛び散らないようにビニールなどで包んで守ることを指します。つまり、室外機に塗料を付かなければ問題はありません。 よく行われる方法が、室外機の前に支柱を立て、ドアの養生を施すのと同様にゆとりを持たせる方法です。また、足場を作るときにも室外機をよけて取り付けることが多いので、室外機を移動させる必要もありません。 外壁塗装をしている際には、窓を開けられないことがよくあります。やはり、外壁塗装をしている際には窓を開けると塗料が中に入ってしまうことも考えられるので、当然のことだと言えるでしょう。このような理由から、外壁塗装を行う際には、窓を開けずにエアコンを使用することもよくあります。 特に暑い夏場や冬の寒い日には、エアコンは欠かせません。そんな状況で、エアコンの使えない状況は、健康被害をもたらす可能性もありますので、 もしその時期に塗装工事するとしても、きちんと養生すればお使いいただけますのでご安心ください。 また、余談ですが、外壁塗装を室外機に施すことがあるのをご存知でしょうか。遮熱性能の高い塗料を使って塗装を行うことによって、室外機の温度の上昇を防ぐことが可能です。室外機の温度が上がらないということは、温度を下げるための電力を使わないため、節電の効果も期待できます。 機会があったら是非 担当者に相談してみても良いかもしれませんね♪ (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
耐候性って何? 朝霞市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行っている色武です。 皆さん、塗料を選ぶ際に、耐候性という言葉を聞いたことはありますか?何となく意味は分かっても詳しくは知らないという人は多いと思います。今回は、塗料の対候性について紹介します。 では、耐候性とは何なのでしょうか。耐候性塗料とは、外に置いておいた場合の天候等による外的要因に対する耐久性がある塗料のことを指します。また、耐候性塗料の中でも紫外線や赤外線、雨などの要因に対して特に耐久性が高い塗料のことを高耐候性塗料と呼んでいるのです。 そんな耐候性塗料ですが、基準はあるのでしょうか。耐候性塗料の判定には、促進耐候性試験というものがあります。この試験は、塗料の耐候性を測る上で最も一般的な試験のことです。この試験では、耐候性試験機と呼ばれる装置内に板に塗った塗料を置き、紫外線や水を定期的に照射・噴霧することで疑似的な外部環境を作り出します。その後、実際にその塗料がどれくらいの耐候性があるかを測定する試験です。塗料の耐候性は、この促進耐候性試験が基準となっています。 外壁の塗料にとって、最も大切なことは紫外線や雨水からいかに家を守るかということです。そのため、紫外線や雨を受けてもできるだけ長期間外壁の劣化の状態を示すチョーキング現象が出現しないかどうかを調べています。 では、高耐候性塗料とは、どのようなものなのでしょうか。耐候性塗料は、天候にもある程度もつ塗料のことを指します。一般的によく使用されているシリコン塗料は、耐候性塗料とされており、実験で2000時間前後は、チョーキング現象が起きていないものが多くなっているのです。 そのため、高耐候性塗料は、2000時間以上チョーキング現象が起きない塗料のことを指す必要が出てきます。その結果、促進耐候性試験で3000時間以上のものを一般的に高耐候性塗料と呼ぶことが多いです。高耐候性塗料は、フッ素樹脂系塗料や無機塗料と呼ばれるものが当てはまり、特殊塗料とも呼ばれることがあります。 外壁塗装は家を守る鎧のようなものです。 外壁塗装をする際には、 家を力強く守ってくれる耐候性の高い塗料を使いませんか?(*^^*) (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ