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【朝霞市】雨漏り対策に!防水工事の種類と耐用年数

お役立ちブログ 2021.11.20 (Sat) 更新

こんにちは!

朝霞市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行っている式武&カラー館イロドリです(^^♪

 

防水工事をお考えの方の多くは、「雨漏り」などのトラブルにお悩みではないでしょうか。

雨漏りは、元々の施工が原因となる場合はもちろんですが、天候などの影響によって屋根部分のコンクリートに発生する小さなひび割れや亀裂がきっかけとなり、雨漏りが引き起こされてしまうものが多くあります。

 

そこで重要になってくるのが「防水工事」を施して、雨漏りを防ぐという対策です。

防水工事には種類があり、それぞれ特徴や耐用年数の違いがあります。

事前診断でプロの方に最適な工法を選んでもらうのが良いのですが、自分自身で予備知識を身に着けておくことで万が一悪徳業者に見積もりを依頼してしまった場合でも、違和感を感じられるようになると安心ですよね。

 

防水工事の種類は主に4種類です。

■ウレタン防水

ウレタン防水の特徴としては、下地の形状に馴染みやすく、水密性(物質の内部に液体が流入しない、または内部の液体が外部に漏出しない性質)が高い塗膜を得ることができます。

厚さは3㎜程で、耐用年数は約12年間です。

 

■塩ビシート防水

塩ビシートの「塩ビ」とは、「塩化ビニール樹脂」を指しています。

この塩化ビニール樹脂から作られた防水シートを貼り付ける工法で、複雑な形状や狭い場所への施工に適しています。

厚さは、1.5㎜~2.5㎜程で、耐用年数は約13年間です。

 

■FRP防水

「FRP」とは、「Fiber-Reinforced Plastics」の頭文字で繊維強化プラスチックというガラス繊維などの繊維をプラスチックの中に入れることで強度の増した複合材料のことを指します。

このFRPを応用し、防水層を作るこの工法は、軽量かつ強靭さも兼ね備え、耐水だけではなく耐食、耐候性にも優れています。

厚さは、3㎜以上のものが一般的で、耐用年数は約10年間です。

 

■アスファルト防水

この工法は、合成繊維不織布(合成繊維を3次元に重ね合わせて統合したシート)にアスファルトを含ませ、それをコーティングした防水シートを貼り付ける工法になります。

厚さは、5㎜~10㎜程で、耐用年数は10~20年間です。

耐用年数が幅広い理由としては、熱工法やトーチ工法・常温工法などアスファルトの中にも様々な種類があり、それぞれに特徴があるためです。

 

・熱工法:アスファルトは熱すると液状に溶け、冷えると固体になるという性質を利用し、短時間で防水層を作ることができます。

・トーチ工法:トーチバーナーという加熱道具を使用し、貼り付け作業を行います。熱工法と比較すると作業は簡単ですが、炙り不足などの施工不良への注意が必要な工法です。

・常温工法:防水シートの裏面にゴムアスファルト粘着層をコーティングして貼り付ける工法で、上記2つのように熱を用いないため、煙や臭気が発生しにくいことが特徴です。

 

上記でご紹介した各工法の耐用年数はあくまでも目安になります。

なぜなら、防水工事が施される修繕箇所の状態や日当たり・風の影響、施工する業者によって目安年数と異なることがあります。

 

このように選ぶ工法によって、防水工事の持ちの良さ、耐用年数が大きく異なってきます。

よって、どのような問題で困っているのか、その問題がどういった原因でどこを起点に始まっているのかをきちんと事前に診断し、どの工法が最適なのかを見極める必要があるでしょう。

 

弊社では見積もり・診断を無料で行っております。

何かございましたらお気軽にご相談ください!