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【朝霞市】ウレタン樹脂の特徴

お役立ちブログ 2021.10.17 (Sun) 更新

こんにちは^_^

朝霞市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行っております色武です🎵

外壁塗装の仕様をきめる際、『ウレタン塗料』『シリコン塗料』このどちらかで悩む人はとても多いと思います。

そこで本日は『ウレタン塗料』に焦点をあててウレタン塗料の特徴をお伝えしていきたいと思います。

また、メリット・デメリットも併せてお伝えしていきます。

まず、ウレタン塗料とはどういった塗料なのでしょうか?

ポリオールとイソシアネート化合物を反応させて、ウレタン結合させて高分子化合物で、言葉だけだと難しいと思いますので簡単に説明すると、塗料というものは、ある液体の中に顔料という色の素を混ぜて作られます。

絵の具でいえば、顔料となるのが絵の具で、液体は水となります。

ウレタン塗料は、水の代わりにウレタン樹脂を使用します。

これがウレタン塗料です。

木製や塩ビ製素材、鉄部に適した塗料であり、この3つの素材に使用されることが多くあります。

主に何に使われているかと言いますと、建築関係の断熱材、車両関係のクッション材、高級家具の仕上げ塗り、繊維を加工してウエアなどの衣類にする、自動車の補修に使用する、フローリングの仕上げ塗りなどに使われているのが一般的です。

近年では、コロナ禍においてウレタン素材のマスクをつける人が大勢いたりと、意外と身近にウレタン塗料が使われていることがご理解いただけると思います。

ウレタン塗料を使用するメリットとしては、塗膜が光沢、肉もち感、付着性に優れている、ピカピカ光るような高級な仕上がり感が得られる、耐候性が高いといったことが挙げられます。

また、ウレタン塗料は柔らかくとても扱いやすいです。

そのため、作業性が高い塗料です。硬化した後の塗膜もやわらかいので、建物に動きがかかってもひび割れしにくい塗膜となり、ひびが入りやすい建物にはとても適した塗料となります。

 

一方で、デメリットとしてはウレタンフォームは真っ白な切り口が黄変する現象が起きる(紫外線による影響が強い)、アルコールを含むシンナーが使用できない。

必ずウレタン塗料用のシンナーを使用しなければいけない、高温度時には水分と結合して尿素結合することになり塗膜性能が落ちてしまうなどといったことが挙げられます。

いかがでいしたでしょうか?

もしかしたら少し難しいことばかりであまり理解できなかったという方もいらっしゃるかも知れません。

もうひとつのシリコン系塗料についても今後お話させて頂き、最終的にウレタン塗料とシリコン系塗料との違いを明確にしていければと思いますので、次回もお読み頂ければ幸いです。

本日は最後までお読み下さりありがとうございました。