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【朝霞市】サイディングとは?

お役立ちブログ 2021.07.22 (Thu) 更新

こんにちは!朝霞市を中心に外壁・屋根塗装を行っております色武です♪

 

サイディングってご存じですか?

近年多くの住宅で使われている外壁の基材です。

以前はモルタルが主流でしたが

令和元年に行われた調査ではなんと9割がサイディングを使用していることが分かっています。

新しく建つ家のほとんどがサイディング使用と言っても良いくらいですね(*^^*)

 

そんなサイディングですが、名前は聞いたことがあっても詳しいことまでは分からない方の方が多いのではないでしょうか。

今回はサイディングについてお伝えしようと思います(^^♪

 

 

サイディングとは、パネル形状の外壁材のことです。

これまでは主流だった外壁材モルタルは、

ラスという網状の金物の上からモルタルを塗りつけます。

左官屋さんがコテを使って塗っていきますので技術と手間が必要になります。

それに比べるとサイディングはすでに仕上がっているパネルを

はめ込んでいくだけで壁が出来上がりますのであっという間に仕上がります。

施工方法はマニュアル化されていますので技術の必要もなく、

費用も安く納まるといったところが人気の原因の一つです。

 

また、もう一つ人気の原因は種類が豊富ということです。

サイディングの種類

①窯業系サイディング

主流になっているもので約8割の住宅に使用されています。

セメント質と繊維質が主な材料で、木質や無機物なども配合されています。

主成分がセメントなのであらゆる形状にすることが可能です。

蓄熱しやすい、全面改修の際にはコストがかかるといったデメリットもあります。

 

②金属系サイディング

ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミなどの金属を成型して作られています。

窯業サイディングの次に使用される外壁材。

遮音性・断熱性が最も高い素材で、カバー工法にも適しています。

重量が軽いので建物の負担が少ないのも特徴です。

性能が優れている分他のサイディングよりも割高なのがデメリットです。

 

③樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂でできている外壁材です。

日本ではまだあまり普及していないようですがアメリカでは主流になっています。

耐久性・高対候性に優れており

シーリングを使わずに施工できるタイプのものもあるため

デザイン性重視されるお客様に人気です。

軽量で耐震性が高い、塩害・凍害にも強いので

寒い地方や海辺の住宅など地域によっても利便性がある素材です。

デメリットは、遮音性が他のものと比べて劣ることと

日本における実績がまだ少なく施工できる会社が少ないということです。

 

④木質系サイディング

表面を炭化処理した天然木に塗装をしたものです。

木材ならではの色合いや木目が魅力で、断熱性にも優れています。

他のサイディングと比べて耐水性が劣ってしまうこと、

また樹脂系同様、取扱店舗が少ないのがデメリットです。

 

 

以上、サイディングとはどんなものか簡単にお伝えしてまいりました。

現在は窯業系サイディングがメインで使用されていますが

金属サイディングの人気も高まって来ているようで

年々そのシェアの割合が増えてきているのが現状です。

また、モルタルからサイディングに変わったように

また新しい、便利で高機能の素材が出てくるかもしれませんね。