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【朝霞市】破風板って何?

お役立ちブログ 2021.05.27 (Thu) 更新

こんにちは!(^^)!

朝霞市を中心に外壁・屋根塗装を行っています色武です。

今回はお家のとある場所についてお話しします♪

 

みなさんは破風板という言葉をご存知でしょうか?。
漢字でみると風を破る板となってますね

こちらは建築用語で、屋根の内部や屋根瓦の下に風が吹き込むのを防止するための板のことです。

屋根は上から吹き付ける風に対しては比較的強いのですが、下からの吹き上げには弱く、剥がされてしまうという弱点があります。
破風板はそんな吹き上げが起こらないよう、耐風性を高めるために重要な役割を果たしているのです。

 

また屋根下の隙間を埋めることで風の侵入だけでなく、水の侵入を防ぐこともできます。
横殴りの雨が降った場合でも、屋根の内部に雨が侵入することを防いでくれます。

 

ここまで上げてきました防風性・耐水性の他、

見栄えという点でも破風は重要な役割を担っています。

破風が無いと、内部の木材たちがむき出しになってしまいます。
それを隠すことで外観を美しくすることも破風の役割なのです。

 

以前は木材で造られることが多かった破風板ですが、

やはり直接雨風を受けるので最近では耐久性の高いガルバリウム鋼板などの金属系・セメントやセラミックスなどの窯業系といった材料を使うことが多くなっています。

 

ですがこういった金属系の破風板、耐久性は高いものの、

火災が起こると熱で曲がってしまうため耐火性はあまり高くありません。
窯業系は耐久性・耐火性に優れており見栄えが良いのですが、材質の重さから耐震性で劣ってしまうのがデメリットです。

 

それぞれにメリットデメリットがありますね(*^^*)

 

住んでいる地域の環境や、建物自体の材質と合わせてどちらが良いか選んでいくのが良さそうですね。

あまり目立つことない破風板、屋根に付いてますが縁の下の力持ちです。
家の寿命は大きく関わってくるものなのでお家を建てる際や、修理交換の際にはプロに相談しつつ選んで付けるようにしましょう。