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屋根の建築用語をお伝えします!!

お役立ちブログ 2021.01.19 (Tue) 更新

こんにちは色武です。

埼玉県朝霞市・和光市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を専門に行っている色武です。

さて、今回は屋根の建築用語について。

私もこの会社に入る前まで屋根の名称など知らず

屋根は屋根‼だと思っていましたが(^-^;

一口に屋根といっても場所によっていろんな呼び方があるんです。

 

屋根補修の時などに場所の名前を知っていると

業者や大工さんとお話がしやすいかと思うので

是非ご参考にして下さい(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

大棟(棟)

屋根のてっぺんのことです。
陶器瓦屋根では瓦が用いられますが、

金属屋根やコロニアルではと呼ばれる金属製の板金が用いられます。

棟板金は風などの影響を受けやすいため、棟板金がよく飛ばされたりします。
原因は棟下地の腐食などです。棟下地は貫板と呼ばれる木材が用いられています。

 

けらば

屋根の端の部分で、雨樋が付いていない方をけらばといいます。

※これに対して、雨樋が付いている方は「軒」といいます。

 

破風(はふ)

屋根の側面についている板のことです。

特に、雨樋(雨を流すための道具)が付いていない面を指します。

 

鼻隠し

屋根の側面の板のうち雨樋を取り付ける面を指します。

基本的に屋根の最も低い位置に取り付けられています。

雨樋を取り付けない面が「破風」です。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみになんですが、”けらば”って面白い名前ですよね?

漢字で書くと「螻蛄羽」、古い表記では「螻羽」だそうで。

昆虫のケラ(いわゆる“オケラ”)の短い羽根にたとえた表現だそうです。

オケラの羽に見え…ないのは私だけでしょうか( *´艸`)

建築用語の語源を調べてみるのも面白いですね。