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外壁塗装の主流って?

2020.08.20 (Thu) 更新

こんにちは色武です。

熱帯夜もうちょっとで終わりそうですね。

夏バテなどしていませんか?

本日は塗料のお話。

 

外壁は屋根に続いて、雨や紫外線などの最も厳しい自然環境の影響を受けています。

日常的に、ほとんど目にしない屋根に比べて、日々視野に入るため、最も気になる部分と言うこともできます。

新築から10年近くなって、外壁が色あせたり汚れてきたので塗り変えたい、色も少し変えてみたい。

でも、何をお願いしたらいいのか分からないなんてことありますよね。

 

そんな方のために、最近の外壁塗装の主流をいくつか挙げて説明します。

かつては主流だった、廉価版のアクリル塗料による外壁塗装は現在ではほとんど見かけることもなく、

より耐用年数の長いウレタン塗料やシリコン塗料による外壁塗装へと変わりました。

 

耐用年数の長さでは、さらに上のフッ素塗料もありますが、まだまだ高価で一般的ではありません。

では、ウレタン塗料とシリコン塗料のどちらが選べば良いのか、迷うところですが結論から言えばシリコン塗料が一番おすすめと言えます。

 

ウレタン塗料には、光沢や耐候性能があり外壁塗料に適した塗料と言えます。

その耐用年数はアクリル塗料の5年程度に比べて7〜10年と長いため、アクリル塗料に変わって外壁塗装の大半を占めていた時代もありました。

 

他方のシリコン塗料には耐候性能と共に耐熱性能があり、さらには汚れにも強いので、長持ちする特徴があります。

シリコン塗料の耐用年数は12〜15年と、10年以上の耐性があるため、外壁塗料はウレタン塗料からシリコン塗料へと変わり、現在では主流となっています。

価格的には、シリコン塗料を使用した塗装工事の方がウレタン塗料の時よりも10%前後高くなりますが、その汚れにくさや耐用年数の長さからは割安感があります。

 

住宅の高寿命化が問われている現在では、定期的なメンテナンスは重要な役割を果たしています。

その中でも外壁塗装のメンテナンスは、住宅の寿命を延ばす重要な要素です。

外壁塗装のメンテナンスを定期的に行うことで住宅の寿命を2倍、3倍と延ばすことも可能と言われています。

 

一方で、高額となるメンテナンス費用をできるだけ安くして、コストパフォーマンスの高いものにしたいと考えるのも一般的な感覚です。

従って、工事費の大小だけではなく、塗料の性能と耐用年数から算出した年間コストでメンテナンス費用を比較検討すべきです。

これらのことを踏まえた上で、ユーザーの要求を満足させるものとしては、現時点ではシリコン塗料が最もリーズナブルでコストパフォーマンスの高い塗料と言えるでしょう。